氷のお代


もしかしたら

お金 というシステム

なくなっていく時代が くるかもな

と 思う時があります。


たとえば 千円札。

じっとよく眺めてみると 印刷された 一枚の 紙 です。

みんなが 千円 という認識をしているから 

千円になっています。

けれど、

いろんな考え いろんな価値観 がやってきて

そういう認識が  がらりと

変わって しまったら 

そのシステムは 成立しにくくなります。


映画「めがね」の中で、

もたいまさこさん のつくる かき氷のお代を

みんな それぞれ 自分ができる事で 払っていきます。

小さな女の子は おりがみを折って。

大人は 野菜をもってきたり、楽器を演奏したり します。


このシーンを見た時、 

あ、 近未来! と思って

映画館の椅子に づぶづぶ うまっていきそうに

なりました。


私だったら 何で払えばいいのだろう?

私何が できるんだろう?

なんか ひとりの人間として とっても根源的な力を

ためされている感じがして、

深ーい 深ーい ところへ 入り込んでしまいました。


私は音楽をやっているわけですけど、その時は すぐ「唄う」とかが

思い浮かばなくて、考えに 考えた結果 でてきたのは

とりあえず、

気分よく 挨拶して お礼をいえるように なろう

という事でした。

超基本 なんですけど、 ここにたどりついたら

思いがけず 明るい気持ちが どっしり

やってきたのを よく覚えてます。


さて

ここに載せる文はいつもレポート用紙に 下書きするのですが、

今回は ベランダに でて 陽のあたる所で しゃがんで 

書いてみました。 当然 ねこのぴーさん も 登場です。


2011.1.28

いきなり行動経済学


オオカミと暮らしている ピアニスト エレーヌ・グリモーのコンサートへ 行く途中、 時間があったので お茶を することに しました。


店内は とても混んでいて ひとつだけ空いていた席へ

すわって ほ~っとしようとすると、

お隣の席の男性から 聴こえてきたのは お金のはなし。

1つ前の ブログに書いたのとは、まったく真逆の

株 とか 投資 とか、そういう超現実的な 経済のはなし。


むむむ、、、、リラックスしたい、、、と思いつつ

でもなにやら 聴こえてくるのは とっても 興味深い話!


「世界の経済というのは 

 希望や不安のエネルギーで動いていて

 希望がつよいと ぐーんとあがって 不安がつよいと

 ぐーんと さがっていく。 

 けれども 不安というのも そうそうずっとは続かなくて 

 かならず 終わって また希望の 流れの波に 

 入っていくわけ、、、、」

 

とか


「気を休める事が 大事なの」


とか


お、おもしろーーーい!

このような はなしを とってもわかりやすく、

たんたんと リズミカルに 

とんとんと リズミカルに 。

もう わくわくしながら 聴いていました。


わくわくすると、人の気というのは 広がってしまうもので、

私の気は お隣のテーブルと すっかりまざりあってしまい、

きっかけは 何だったか 覚えていませんが、

最後の方は 私も 一緒に おしゃべりしてました。


そして、なぞとき。

この素敵なお話されていた方は 行動経済学 の 

真壁昭夫さん  でした。

私は未知ジャンルなので 知らなかったけれど、

ニュースステーション にも でられている方でした。 


他のジャンルでも 何か自分の中の共通のキーワードを

つたって

興味がひろがっていく時の よろこび!

あまりにも自然にやってきた とても楽しい時間でした。


こんど TVをみるのが たのしみです。



写真は 

生きているもの 現実の 全ての中には 波 がある 

という事で これを選んでみました。


感情の波、

肉体の波、

意識の波、

時代の波、 

自然の波、

みんなの中の波、

わたしの中の波。


すべて あわさって 今この瞬間が できあがっています。


2011.2.10

じしん の こと


3月。

ものすごい月に なりました。

みんなが 根本的な 「生きる」 という事を感じ

大きく意識を 変化させる月 になったと思います。


私も あらためて


地球が 生きている こと


どうにもならない 自然の流れが あるという こと


その中で 人間どうし 調和をたもって 生きていく 

ということ


そして

この世界は みんなで 全く経験したことのない 

新しい毎日を 経験している ということ、、、、


もう とにかく いろんな事を 感じました。


今一番 感じていることは 

生きていること の はじまり 呼吸 の大切さ です。

息を 吐いて  息を 吸う

この一番単純な事が この世界と つながって 

いくことです。


ひとりぼっちでも 多くの人の中でも どんな状況でも

生きているかぎり 呼吸を することができます。

意識をしっかり 呼吸にむけて 

ひとつでもいい呼吸ができると、

体は しだいに 安心していきます。


安心すると、自分に今 できること できないこと

必要なもの そうでないもの、

いろんなことが 明確になっていきます。

そうした 小さな安心は 街の中で、電車の中で、

キャッチしあえる人たちの間に 伝わって 

やがて 大きな問題の解決策 につながったり

必要なものが 必要な人のもとへ 届く道に つながったり、

先へと進んで行く何かに 影響 していると思います。


今日は 春分の日。 また 新しい自然のサイクルのスタートです。


私は あまりにも 当たり前ですが 

あらためて

この 小さな はじまりの呼吸の力を 実践していこうと思います。



写真は 

たまに 落書きしている絵です。

これは たしか

アイデアや サポートが この世界に たくさんやってくる

イメージで かいたものを 思い出したので、

今回は ねがいをこめて これにします。


2011.3.21



生誕100年 岡本太郎展


岡本太郎さんの 彫刻が好きです。

なので、国立近代美術館で行われている

生誕100年岡本太郎展(~5月8日まで)

へ 行ってきました。


もう

こう思われたい ああ思われたい という

よけいなものがなく 

ただ やってきたビジョンが そのまま形になったような

作品をみていると、

私の中の 自由! という場所に つながっていき

何だか とても いい気分に なっていきます。


「このまま存在できる!」 

みたいな。


で、興奮して 作品のタイトル をメモったりして。

ノン、午後の日、樹霊、女神像、手ー赤、踊りー体、

呼ぶーA   呼ぶーB、、、、、。



余裕をもったスペースでの 絵や 映像 は とても見やすく

太郎さんの言葉が おみくじ のようにひけるコーナーが

あったり いろんな人が 楽しめるような 素敵な展示 

でした。 

最後の所で、昔 タモリさんの「今夜は最高」に出演した時の

映像が あったのですが、


「名前なんて いらないんだ

  この世界で人間だけが 名前にこだわって

   いやしくなるんだ。

    鳥なんて 名前もなく 自由に はばたいている」


みたいなこと を 言っていて、 

それが 妙に心地よく 胸の奥に ひびいていきました。



何もかも 変化していくこの時期に 

ひととき

見えないけれど ずっと最初から 

変わることなく 全てのものの中にある

根源的な 生きる力 はじまりの輝き 

の ようなものに触れて

行き と 帰りでは もう 別人。

行きには ぼんやりと見えていた桜が 

帰りは とてもなつかしく 輝いて 見えました。


最近は もう 毎日が 旅のようです。


PS

帰り道 新曲の 「美しいもの」 が浮かんできて

そのまま 歩きながら 頭の中で 唄いきって

あらためて 

私にとって 美しいものって なんだろう?

と 考えてみました。

すると たどりついたのは 


美しいもの = 純粋なもの  でした。


2011.4.24 




ごあいさつ



5月8日のライブ が 無事におわりました。

まだまだ 世の中 不安定に揺れ動く中

当日 会場に 足をはこんで下さった みなさん

本当に ありがとうございました。


2月にライブ決定のあと 地震があり

何もかも 大きく変動していく中で

私自身も やはり大きく 揺れ動き 変化し

少しずつ バランスを とりもどしながら

当日をむかえました。


今回 私の中の ライブのテーマは

「 安心 」

でした。


今は 

誰もが なんとなく不安で 迷って さまよっています。

そんな中 安心するのは 難しい事なのかもしれないけれど

心身共に 疲れている時

ひととき 心を休めて 笑顔をかわし合い 安心する事は

本当に 大切な事 だと思います。


それぞれの人の 胸の奥には その人本来のオリジナルな力が

宿っている 未知なる場所があると 言われています。

そこは しっかりとした 安心 につながる場所 です。

よく、 

わからなくなったら 自分の胸に手を当てて 感じてみなさい

というのが ありますが、 

まさに その場所 なんだと 思います。

そして

ほしい答えの全て 

たどり着きたいところの全て も

最終的には 他に求めても何処にもなく

ひとり ひとり 自分の胸の奥 にあるのだと 思います。


音楽の波動は そういう大切な場所につながる力を

持っています。

なので 今回は 自分の胸の奥のその場所を 感じながら

みなさんの その場所 ハートの奥の方 めがけて  

唄っていました。


もしも 何かが 伝わっていたら うれしいです。


               感謝をこめて   具島直子



PS


胸の奥のその場所は 時間を越えていく場所 とも

言われているのですが、

だからでしょうか、

本当に あっという間の 楽しい時間が ながれていき、

途中 あまりの時間の早さに おろおろ してしまいました!


マヤ文明の暦では 2012年12月以降 の暦がないのだとか。

時間がなくなる 時間を越えて行く っていうのは

こういうことなのかな という 予感も感じた ライブでした。



写真は 左から ドラム 渡嘉敷祐一さん

        ギター 伊丹雅博さん

            私 

        ピアノ 中西康晴さん

        ベース 岡沢 章さん   です。


回数をかさねて サウンド的にも 成熟した一体感を感じる

事ができ、

今回は 全て終了後 号泣 あんど 発熱 しました!


2011.5.12




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smile   スマイル



耳なじみで 

何回も聴いたことのある曲が

突然 今までとは ちがうトーンで 

胸に響いてくる事があります。


あ、

この曲、

そういうこと だったのかと。


去年の夏 なんとなくつけた テレビで

トランぺッター の クリス・ボッティー in  ロンドン

というコンサートをやっていて これがすばらしく、

いろんなジャンルのゲストが登場する中

スティーブン・タイラーが唄った 「smile」 を

聴いていた時 体中をつつみこまれるように

その感覚が やってきました。


すごかった。

うれしかった。

世界の方から 

まだまだ 素敵なことは たくさんあるんだよ と

言われたような そんな 気分になりました。


感動すると 早いです。

すぐに歌詞をおぼえて 唄い始めていました。

この曲は 

1936年 チャップリンの映画「モダンタイムス」

の中で 自らが作曲したものです。

先日の私のライブで カヴァーしてみました。


この曲を唄っているとき 口ずさんでいる時

いつも 何か やさしくて大きなものが

体の中心をかけぬけていくような 感じになります。




smile


ほほえんで たとえ 心が痛い時も

ほほえんで たとえ 心がつらい時も


空を雲がおおっても なんとかなる


もしも 恐れや哀しみがあっても

ほほえみを うかべたら


きっと明日には 

太陽のまなざしが あなたにむかって

ふりそそぐでしょう


よろこびで 顔を かがやかせ

かなしみ は 去っていく


それでもやっぱり 涙がこみあげてきても


今は がんばってみる時


だから 泣かないで ほほえんでいて

そうしたら

人生は捨てたもんじゃないって

思える時が かならず やってくるから




p.s

先日のライブ映像です   youtube

 

2011.6.16

はじまりの思い出 



昔 ボイストレーニングに通いはじめた頃

駅は 二子玉川 でした。


渋谷から 東急東横線乗って行くと 駅のホームの 

一番前の方 では 大きな多摩川の景色が 広がっています。


唄は 好きだったけれど

唄う というのは 

自分をさらけだすことだから

最初は もう とっても 何だか

つらくって こわくって でも

唄いたくって という 感じだったので、


駅につくと かならず このホームの一番前まで行って

大きく広がる 多摩川を しばらく じーっと眺めてから

よし! と

心をきりかえて 通っていました。


先日 久し振りに 二子玉川の駅で降りたら 

とても なつかしくその気持ちを 思い出し

あらためて 多摩川を眺めながら いろんな時間が

ちゃんと 流れていっているんだな と 感じる事が

できました。


川 や 海 。

水辺の大きな景色には いつも 気持ちを映したり

解放したりして たくさん 力を もらいます。 





PS


写真は 発声の先生 ボビーさんが 去年秋に角川書店から

出版した本です。前のYAMAHAからでているものは

ちょっと専門的でしたが こちらは 誰でも気軽に楽しめる

内容になっていました。

新しい生徒さんとの出会いも 多いようで

プロも アマチュアも 唄う人も ただ声を出したい人も

みんな その人らしく 輝いていくことが うれしい

という ボビーさんの思いには いつも胸を動かされるものが

あります。


そんなボビーさんと ずっとやってみたかった事

発声のワークショップ を やってみることにしました。


自分の中心を感じて 声を体の中から 響かせるのは

とても気持ちが いいものです。

私はいつも 知らなかった本来の自分に 会うような

感じがします。


なので

唄とかは 関係なく

シンプルに

自分の体を 感じて 楽しく声を出してみましょう!

という会です。


こういう時代です。

ひととき

発声を通して 生きている 実感 を 味わえる時間を

共有できたらな と 思っています。


興味のある方は ぜひ 参加してみてください。

インフォメーションは こちらです。


http://voicemaster.jugem.jp/?eid=61


月 タイム



最近 月が とても きれいに見えます

前は 星をよく見上げていたけれど

最近は しっかりと 明るい 月の輝きをみると

なんだか とても ほっとします。



やっぱり

こころは 知らぬまに けっこう つかれてる。


そして それにちゃんと 気がつくと

そっか、

そうだよね。

今は 大きく時代的にも 時期的にも 

そういう時だよね。

となり 不思議と落ちついていき、再び 元気が出てくる。


日常の中で この小さな波の くりかえし。

そういう日々を過ごしています。



そんな中 

月や星を見て 遠くの方まで 

ぐーんと 意識を広げながら

その輝きに 身をゆだねていくと ほっとして

現実から はなれて 解放されていくような

気がするけれど、

いえいえ、

この素敵な感覚だって 確かな現実なんだな と

思ったら とても 不思議な気持ちになりました。



最近 月が ピンクとゴールドの 輝きにみえるときが

よくあるんですけど、みなさんのところからは 何色に

みえますか?



写真は

先日 有楽町の アップルストア2F にて

iphone 4 で 遊んでいた時 みつけた 

P Universe  という アプリの 画面です。

宇宙好きな 私的には 大はしゃぎ。

太陽系の惑星が くるー くるー と回転していくのを

あきずに ずーっと みてました。

青いユニフォームの店員のお兄さんに 写真とっても

いいですか? ときいたら 笑って いいですよ と

言ってもらえたので とりました。


祝 声 声 声。



2011年 8月最後の日曜日。

プロデューサー で ボイストレーナー の 

ボビーさん と 発声のワークショップを 開催しました!


ここ数年、唄のトレーニング という事以外でも、

日常を健康に楽しくすごすために 続けてきてよかったな

と思うのが  発声  でした。


最近は本当に気候も変ですし、世の中も大きく揺れ動いて

いますし、 なかなか 心も体もひとつにあわさって

気持ち良くすごす事 が 難しい。


でも 発声の時間、自分の体に向き合って

声をだしていると なんだか 元気がでてくるのです。 


最初は ダメダメな気分 でも  

ボビーさんの 指導の声にのって

体の中心に 太いパイプを感じで、

丹田や 胸 に 声 を 通していく事 により、

だんだんと 何かが 解放され 動きだし 

最後には なんだか元気になっている、 そんな感じです。


なにより単純に、体の中心を通った 

本来の自分の声を 聴くというのは とっても安心

する事なのだと思います。


なので、いつか ボビーさんと 

楽しく声を出してみる発声の会 みたいなものを

はじめてみたかったので、 祝 実現 !


参加してくださったみなさん ありがとうございました。


当日

胸に手を当ててハミングをし、その振動を感じながら

「アー」  と 外に広がるように 声を出したところでは

参加して下さった みなさんの 胸の奥のエッセンスが 

振動にのって 伝わってきて、泣きたくなる一歩手前

のような ふるふるっとした感覚がやってきて、

しかもやはり 声は 振動なので、波なので、

ちょっと時間をおいてから その感覚が伝わってきて

あらためて 体の中からでる声の奥深さに 感動しました。


続いて 胸の中心を感じながら 体の奥深くに をめがけて

「アー」 と 出した時は みんなで 禅寺にいるような

シーンとした ぐっと内側に広がる世界を 味わうことが

できました。


参加してくださったみなさんの感想などは 

ボビーさんのブログでごらんになれます。


興味のある方はぜひそちらもご覧になってみてください。


http://voicemaster.jugem.jp/




写真は 

前に 大好きな 鎌倉の竹の寺、 報国寺 でとったものです。

なんとなく 体の中心をまっすぐ通るパイプの イメージで

選んでみました。

しなやかに ぐんぐん のびていきます! 




雑貨屋さん



人の中に入りたくない時

でも 家にもいたくない時

しかも 雨ふりの さむい時


扉をあけると 

ゆっくりと 別世界へ

連れていってくれるような

雑貨屋さんへ 行ってみます。


そういうお店は たいてい 

とてもいい感じの ジャズが ながれていて

何とも言えない 静かな明るさが 漂っています。


お店の人も かんじがよくて、

こちらを ちゃんとほおっておいて くれながら

安心して るすばん しているような ムードです。


そういう空間の中で

音楽に耳をかたむけながら

小物入れ、びんせん、かがみ、ヘアブラシ、ペン、ノート、、、

いろんなものを ひとつひとつ 見ていると、

何かが 満たされて やがて しあわせな気持ちが

やってきます。


すると 頭の中は 自由に広がりだし、

突然 編み物していた おばあちゃんを 思い出したり、

突然 飛行機の機内食を 思い出したり、

いろんな事が うかんでは きえていきます。


写真は 


本日ゲットした 外国の昔の ヘアピンです!

すごく必要でもないので、

買うか迷ったんですけど、

いざ 買ってみると

思った以上に 嬉しい気持ちに なりました。


家に帰って 机の上に だしてみると、

子供の頃 ヘアピンを 集めていた事を思い出し、

集めた物を ならべてみては 

うっとりしていた気持ちが よみがえり 

ふたたび 眺めて 時間旅行 です。

昔ラジオ



しあわせの雨傘(主演は カトリーヌ・ドヌーブ) 

という映画を みていたら 

家の中の テーブルの上に 昔のラジオが おいてあり、

それが 目に入ってきたとたん 私の中のなつかしさが 

ばーっと あふれだし どうしても欲しくなって 

昔風のラジオを 買ってみました。


私は自分でダイヤルをまわして いろんなラジオ局に

周波数を合わせていく こと が すごく好きでした。


ダイヤルをまわしながら

耳の中 や 体の中の センサーを 敏感にして

ジージー とか ピー とかいう 雑音を ひろいながら

電波をキャッチしていく その事が 好きだったからです。


久し振りにダイヤルをまわしてみると

周波数のあっていないところの ジー という雑音から

ラジオ局へと フワッと と 合っていく感覚 が

なつかしく 静かに 興奮しました。


そして よみがえってきたのが

私にとって必要な 

音楽 や ことば や 情報 が やってきそうになる時の

くる くる くる っていう 予感や

ダイヤルをまわす指先 や ジーという電波の方から

いくよ いくよ いくよ っていう 感じを

キャッチするような 言葉にならない 感覚 でした。


そういう もう 目にみえない 形にならないような感覚を

少しずつ思い出すたび うれしくて、 

なんだか 私にとって大切なものを 随分遠くに放り出して

しまっていたんだな と 気がつきました。


今は ほとんど デジタル です。

デジタルも 好き。 

でもやっぱり アナログの中の 音の波が 好き。

デジタルだけにしていたら 便利なんだけど、

楽しいな と 実感できることは 

減っていってしまっていました。


両方あるんだから、 両方楽しめばいいのでは? と 

ちゃんと 思ったのは 今が はじめて。 

目から うろこ。

何故に そうしなくっちゃ と思い込んでしまっていたのだろう。

なんだか ちょっと おかえり 私。


2011.12.8